がすてなーに ガスの科学館

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がすてなーにブログ

春といえば・・・

お知らせ

2022/03/04

3月に入り、日に日にあたたかくなってきましたね。

この時期は啓蟄といって、春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が目覚める頃なんですよ!

こういう日には、なんだか歌を歌いたくなってしまいますね!

 

 さて、3月といえばいよいよ卒業シーズンです。

卒業生を送る会や卒業式の準備をしたりと、忙しくなってきているのではないでしょうか?

 

卒業式は、校長先生やご来賓の方々のお話の他に、合唱をするということがありますよね?

みなさんの学校では、どんな歌を歌いますか?学校によって、歌う曲はバラバラですよね。

しかし、きっとどの学校でも、あの歌は歌うはず!!

 

あの歌とは・・・・??

 

そう、校歌です!

 

海外では、日本のようにほとんどの学校に校歌があるということは少ないそうです。

 

ここで質問です。

皆さんの学校と同じ校歌を歌っている学校はありますか?

 ①ある

 ②ない

 

ほとんどの方が、②ないを選んだのではないでしょうか?

もしも、この質問を明治時代の子どもに投げかけたら、①あるを選んだ人が沢山いたと思います。

 

日本で最初に校歌を制定した学校を探るのは難しいのですが、明治30年前後から校歌制定の動きが出てきて、大正から昭和にかけて校歌を作る学校が増えていきました。

校歌が作られ始めた明治20年代、ひとつの学校にひとつの校歌があるという訳ではありませんでした。

全国どの学校でも歌えるような、『校歌』という唱歌があり、色々な学校で歌われていたのです!どこでも歌えるということで、歌詞には『学びの庭』や『教えの鏡』など、教育に関する言葉が使われていました。

大正時代前後から学校独自の校歌を制定する動きが出てきて、歌詞には地域の人も一緒に歌える歌となるように、地域の風土や歴史といった内容が盛り込まれていきました。

昭和に入ると、学校の教員によって校歌は郷土の歌として位置づけられるようになります。同じ歌を歌うことにより、『正しい郷土人』『よき郷土人』を養成する郷土教育の一端を担っていったのです。

今となっては少し古めかしい言葉が詞の中にありますが、どれもその地域のすばらしさや特徴を捉えていますよね。

時代が流れるにつれて、カタカナの歌詞が登場したり、掛け声を入れる等曲の作りにも変化が出てきます。

校歌も時代と共に変化しているんですね。

 

校歌=学校の歴史と言っても過言ではないということです!

その学校に通っていた人なら、みんなが歌える校歌!世代を超えて同じ歌が歌えるなんて素晴らしいですね。

 

今はコロナ禍で、卒業式で合唱をすることが難しいかもしれませんが、一緒に大きな声で歌を歌える日が早く来るといいですね♪

せっかくなので、一度おうちで校歌を歌ってみませんか?もしかしたら、家族で一緒に歌える歌かもしれませんよ?!

学校を既に卒業している方は、久しぶりに校歌を調べてみるのも楽しいかもしれません!!今まで気が付かなかった、地域の特徴や歴史が分かるかもしれないですよ?

 

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☆ぴろざえもんのひとくちメモ☆

がすてなーにがある豊洲地区の小学校の校歌を調べてみたら、歌詞に『海原』『さざ波』『潮風』『運河』『船』など、海を連想させる言葉が並んでいました。

臨海地区ならではですね。また、1年生から6年生まで誰でも歌いやすいようなリズム・調で作られていました。

小学校の校歌は、主にハ長調、ヘ長調、変ホ長調、ト長調で書かれた曲が多いそうです。(♯や♭が、多くても2個くらいまでの調)

楽譜が公開されている校歌をいくつか見てみても、これらの調で書かれたものが多かったです。♯や♭が少なく、音域的にも誰でも歌いやすいからなのかな?と思いました。

校歌なのに♯や♭が沢山ついていて複雑な歌だと、歌いづらいですもんね。ちなみに、ぴろざえもんの卒業した小学校の校歌はハ長調(調号なし!)、中学校はニ長調(♯2個)で、歌詞に『つくばの山の~』とありました。

昔は遠く茨城にある筑波山が見えるほど、建物がなかったのかな?など、創立当時に思いを馳せることができました。(今はスカイツリーは見えても山は見えない)